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悪意のネット通販で買った医薬品・健康食品で命を落とすな

2007年4月2日

(須藤 慎一=ライター)

インターネットの通信販売で購入した医薬品や健康食品を摂取して、死亡したり意識不明になるといった重大な事件・事故が発生している。

英国のセキュリティ会社ソフォスは、カナダ人女性がネットで購入した薬を服用して死亡したと報告している(関連情報)。この「医薬品」の成分を分析したところ、ウラン、ストロンチウムなどを含む正体不明の物質だったという。

日本では2月に、花粉症対策の健康食品のカプセルを飲んだ女性が意識不明になった。この健康食品が原因だとは断定できないものの、自治体は業者に、販売を停止し商品を回収するよう指導した。厚生労働省も消費者の注意を喚起している(関連情報)。

医薬品や健康食品の通販サイトは多い。迷惑メールで届く医薬品広告も増えている。インターネットでは、健康の分野に真面目な業者と怪しい業者が入り乱れている。自分の健康を託する商品であるだけに、怪しい商品を見抜くネットリテラシーを身につける必要がありそうだ。

迷惑メールで届く医薬品広告を信じる人がいる

男性の性機能の低下を補う「あの薬」を格安で売るという英文の広告メールが届いている人は多いだろう。医師の診断を受けて処方してもらうのは恥ずかしいし、手間もかかる。通販でこっそり買って試せるなら、と考える人がいるのも分からないないわけではない。

何年か前までは、注文しても何も来ないのが悪徳医薬品通販の典型的パターンであった。業者は短期間で行方をくらましてしまう。

おそらく注文が多かったのであろう。海外の業者の多くは、クレジットカードで注文を受け付けて長期的に商売を続けるようになった。商品が未着の場合、注文者はクレジットカードの支払いを留保できる。留保させないために、業者はなんらかの「商品」を送るようになった。最近は、本物をまねた刻印のある錠剤が届くことが多いという。

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