メールの到着時間を保証したり、到着確認する技術は存在するが普及していない。いつ普及するかも定かではない。そこでメール利用者は「通常は短時間で届くが、かなり遅れて届くこともある」という認識で対処するしかない。「メールが到着するまで我慢できる時間」ごとに、対処をチェックしてみよう。
【15分以内、1時間以内という人】
メールが届くまで我慢できる時間の限度が「1時間以内」という人は、メール到達の即時性に依存しすぎている可能性がある。通勤電車が遅れたら即遅刻という出勤パターンに近い瀬戸際の利用法をしている。
とくに「15分以内」と回答をした人は、そのメールの重要度が高いならば、短時間で届くことを保証する連絡手段を併用しないと危険ですらある。携帯電話ならSMS(ショートメッセージサービス)、PTT(プッシュトゥトーク)(用語解説)は、送達確認の機能があるので、届いたかどうかを確認することができる(到達時間の保証がないことを補える)。
【3時間、6時間という人】
「3時間」、「6時間」という選択をした人は、標準的なビジネスパーソンだろう。メールの到着時間はこの程度のものと想定して行動すると安全である。メールで仕事を進めている相手との仕事のテンポを上げたいと思ったときには、メール以外の手法を併用するとよい。グループウエアや企業内SNSなら、同僚がログインした日時や、メッセージを読んだかどうかを確認する機能が付いている。
【半日以内、1日以内という人】
「半日」、「1日」という選択をした人は、ビジネスパーソンとしてはメールへの依存度が低い人だろう。メールなしで仕事が進むのか、急ぐ必要がない仕事なのであろう。ただし、半日、1日というのは面談やバイク便なみの連絡のペースである。仕事の相手は「遅すぎる」と感じているかもしれない。その場合には、もっとメールを活用してもよいだろう。
ふだんは電車通勤だが、場合によってはバスや自転車でも、徒歩でだって通勤できるという人は、電車が不通になったり大地震が起きたときでも、心の余裕を持って帰宅できる。メールの危機管理も、災害と同じ。多用な連絡手段を日常的に使い分けることで、ビジネスコミュニケーションに余裕が生まれる。
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