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無線LANのスイッチを切っておくのが最善

企業の情報システムやセキュリティの担当者にとって、今回の不具合は頭の痛い問題である。不具合を解消するためのソフトをパソコンに適用するまでにできる効果的な対策が少ないのだ。社員が利用する無線LANノートパソコンがウイルスに感染していないか確認するためには、不正なアクセスポイントが発する電波や、正しいアクセスポイントを経由しない無線LAN通信を検出する機材をオフィスの入り口に設置して、社員が執務スペースに入る前にノートパソコンの電源を入れてもらい検疫するといった大げさな仕掛けになる。ただし、ウイルスが動作し不正な電波を発するタイミングを捉えないといけないので、検疫するには工夫が必要になる。

あなたが使っているノートパソコンが今回の不具合の対象機種であろうがなかろうが、無線LANには知らないうちに情報を盗み取られるリスクがある。この点を注意していた方がよい。

ノートパソコンの中には、無線LAN機能を停止するためのスイッチがついている機種がある。無線LANを使うとき以外はスイッチをオフにしておくことで、安全を目で確認できる。スイッチがない機種でも、BIOS設定で無線LAN機能を停止できる機種が多い。手間はかかっても、やる価値のある安全対策である。

無線LANのスイッチオフを習慣づけるのが現実的だ。

【参考】
ソニー ウイルス・セキュリティ関連のお知らせ
富士通 [緊急] Intel社製無線(ワイヤレス)LANドライバの脆弱性に関するお知らせ

須藤 慎一

本業は通信や情報機器のプランナー/ライター。企業を訪問して事例を取材するのが大好き。ライフワークとして迷惑メール対策にも取り組んでいる。
http://www.ipaco.co.jp/prof/

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