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メールの返事が来ない! 重要なのに迷惑メールと誤認されゴミ箱に直行

2006年7月31日

(須藤 慎一=ライター)

迷惑メールフィルタの強化が続いている。迷惑メール対策を求める利用者の要望に応え、プロバイダとメールソフト各社が機能強化を進めている(関連記事)。

迷惑メールを遮断するための企業向けの製品/サービスも好調だ。迷惑メールを読んで削除する作業に、社員の仕事時間を奪われることを嫌う企業が、導入に積極的なのだという。ただし企業は、私用メールの遮断にも関心が高い。会社が考える「迷惑なメール」と社員にとっての迷惑メールにはズレがある。

たまたま不用意な言葉づかいのメールを送って…

迷惑メールフィルタは、役立つ便利な機能だ。しかし一方で、重要なメールが届かないトラブルが見逃せない状況になってきた。

典型例を紹介しよう。仕事の打ち合わせメモを作成したAさんは、関係者複数人に同報メールで送信した。だが、だれ一人としてこれを読まなかった。迷惑メールと判断される語句を含んでいたために、Aさんの会社のメールサーバーが装備する迷惑メールフィルタが、送信せずに廃棄したのだ。もしくは、受信者の迷惑メールフィルタ機能が、このメールをゴミ箱に直行させた。

迷惑メールフィルタは、メールの表題や本文に含まれる言葉や送信者情報をチェックして、配送すべきか遮断すべきかを判断する。迷惑メールにありがちな単語や不適切なサイトのURLの出現数、送信者のメールアドレスや送信に利用したIPアドレスなどがチェックの対象だ。

Aさんは、本田氏との面談日程や企画案について「Hアポ」「Hプラン」とメールに書いていた。迷惑メールフィルタの“逆鱗に触れる”不適切な表現を、そのつもりなく使っていたのが原因でメールが配送されなかったのである。

プロジェクト内では以前からこの表現を使っており、メールでのやり取りも問題なかった。最近実施された迷惑メールフィルタの強化で、新たに届かないメールとなった。

next: 日常メールっぽい迷惑メールの巻き添えを食って…

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