第7回 「えっ、なに?」と思わせる キャッチでつかむプレゼン術
矢野さんは、女性雑誌編集者を経て、1999年にカフェグローブ・ドットコムを設立。働く女性に向けたネットメディア『cafeglobe.com』、ショッピングサイト『SELECT Cafe』やブログサイト『cafeblo』を運営している。今まさに旬の女性経営者だ。仕事柄、プレゼンの機会も当然多い。元編集者という立場から、文字表現にもこだわっている。スライドの内容へのこだわりと勝つためのポイントを伺った。
紙も重要視するプレゼン
——主にどんな場面でプレゼンをされますか?
社外に対する営業のプレゼンが一番多いです。ファイナンス事項があったり、業務提携などの打ち合わせの場でプレゼンテーションをしたりする機会がよくあります。
少ないときには、1対1からプレゼンをします。数名のケースがかなり多い半面、ときには、セミナー形式の説明会などで、30〜40名の方に説明することもあります。
昨年は、月に2〜3回はプレゼンをしていました。その前の年は毎週でしたね。最近になって少し減っていますが、それでも多い方だと思います。
——プロジェクターもよく使われますか

もちろん使っています。
しかし、必ずプロジェクターという意識はありません。できれば、プレゼンをさせていただく相手先に、紙とプロジェクターのどちらがよいか伺います。特にご指定がない場合には、紙の方が多いかもしれません。
プロジェクターを使いたいと思うのは、特に人数が多いときです。
また、細かな数字やデータよりも、大筋の内容をわかっていただきたいときにも有効だと思います。そんなときに、紙を渡すと、どうしても資料をご覧になってしまいますね。私の方に注意を向けていただきたいときにはプロジェクターの方が優れています。「もっと、私を見てください」という時です。
概念や大きなポイントをスライドの文字でお伝えして、あとは、口頭で補うプレゼンテーションにはプロジェクターが向いています。

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