添削機能で作る完璧なビジネス文書〜機能、操作性を徹底チェック
ワープロは、ビジネスシーンで必携のソフトだが、最新機能を使いこなしている人は意外に少ない。文章を入力して、表やグラフを貼り付ける程度がせいぜいだろう。仕事の現場では、10年前のWord や一太郎でもこなせる程度の作業しかしていないのだ。古いバージョンでも満足して使っている人が多いのも、頷けるところだ。
ところが、最近になって添削機能を使う人が増えてきている。僕の場合、仕事が物書きなので、原稿をブラッシュアップするためのスタッフとのやりとりに、ずいぶん前から添削機能を使ってきた。だが、最近増えているのは、普通のビジネスシーンでの資料のやりとりなのだ。提出した企画書に添削機能で疑問点などが指摘されて送られてくるケースをよく見かけるのだ。
資料を作るときには上司のチェックが入る機会が多いだろう。そんなときにこそ、添削機能を生かしたいところ。どの部分にどんな修正指示や指摘が入ったのかとてもわかりやすい。また、上司の添削をそのまま生かして書類を完成させることもできるのだ。
そこで、今回注目したのは、新登場した一太郎2008の添削機能だ。バージョンアップの目玉機能の一つとされているので、どの程度使いやすくなったチェックしてみたい。
まずは、既存のワープロの添削機能からチェックしていこう。
Word 2007や一太郎2007の添削機能
Word 2007の添削機能はなかなか充実しており、「変更履歴の記録」機能を利用して吹き出しで赤を入れられる。さらに、「コメントの挿入」で注釈を付けることも可能だ。僕も普段から利用しているのだが、やや使いづらいのが、吹き出しの数が増えてくると、どこを指示しているのかがわかりづらいことだ。もちろん、吹き出しをクリックすると該当箇所がわかるのだが、いちいち作業するのはとても面倒だ。
そこで、吹き出しをやめて文中に表示することもできるのだが、やはり赤の数が多くなるとわかりづらい。
一太郎2007の添削機能は、吹き出しが使えないのが大きな弱点だ。基本的に文中で作業していくので、数が増えてくると文章が真っ赤になってしまい、全体を通して読むのがつらくなってくる。1つひとつの直しを見ていくだけだと、全体の文意を見失いがちなのだ。
Word 2007の添削機能。吹き出しで変更履歴の記録を表示していくのが基本的な使い方だが、数が増えると見づらくなってくる。コメントも丁寧に設定しないと思い通りの位置に入れづらい。(拡大)
一太郎2007の添削機能は、文中で直していくスタイル。Word 2007の吹き出しタイプに比べると、通して読むのがとてもたいへんだ。(拡大)
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