無料オンラインOfficeの実力をチェック〜ソースネクスト「ThinkFreeてがるオフィス」
Office 2007が登場して半年ほど経つが、最近、フリーのOffice互換ソフトが話題に上る機会も増えている。
今回注目したのは、ソースネクストが提供する「ThinkFreeてがるオフィス」だ。まだベータ版だが、一般ユーザーも登録すれば利用できるようになっているので、興味のある方は試していただくとよいだろう。ちなみに、まだベータ版なので、制限事項や不具合に関しては言及を避ける。また、正式にはVistaに対応前だが、僕の環境では利用可能だった。
もちろん、本コラムでは仕事でどこまで役立つのかを中心に検証していく。
搭載されているソフトは、ワープロ、表計算、プレゼンの3種類だが、ここの機能をチェックする前に、全体の仕組みを把握しておこう。
オンラインストレージにドキュメントも保存できる
ThinkFreeてがるオフィスは、基本的にWeb上で操作するオフィスソフトだが、それだけでなく、ドキュメントもオンラインストレージに保存できるのが特徴だ。無料で1GBのファイルスペースが用意され、そこに保存できるわけだ。
これによって、いつでもどこでも、インターネットにつながる環境があればファイルを利用できるのだ。自宅と会社の両方でファイルが使えるのはとても便利である。また、ファイルをシェアできるので、複数のスタッフで共有して編集することもできる。
従来は、ファイルのみをオンラインストレージに保存していても、対応するプログラムがなければ開けなかった。しかし、ThinkFreeてがるオフィスなら、プログラムもオンライン上に用意されているので、インターネットにつながるほとんどのパソコンで作業できるわけだ。
半面、セキュリティに非常に気を遣う昨今だけに、企業によっては、会社の重要なデータをアップロードするのは難しいだろう。その点、ファイルの共有は、SOHO的な仕事環境のユーザに向いている。
もちろん、作成したファイルはローカルへの保存も可能だ。また、登録してインストールも不要で利用できるので、たとえば、出張先で受け取ったPowerPointのファイルをホテルで借りたパソコンで開きたい、といったときにも急遽利用できるのは便利だ。

「ThinkFreeてがるオフィス」は、単なるフリーのオフィスソフトの域を超え、ファイルの共有や共同作業にも使える。
あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください
この連載のバックナンバー バックナンバー一覧へ 画面先頭に戻る
- オンラインストレージでOfficeをさらに活用 (2008/09/12)
- 仕事に使うデータ通信端末 どの形状がベスト? (2008/09/09)
- 最新の超小型パソコンはプレゼンに使えるか? (2008/08/29)
- どんな環境でも使えるPDFを最大限に生かしたソフト (2008/08/22)
- 書類にも冊子にも両方対応 4万円スキャナーの活用術 (2008/08/08)

