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6万円を切る格安プロジェクターの実力は?〜ベンキュー「MP510」をチェック

2007年6月13日

最近、プレゼンの機会がますます増えてきて、もはや、一般的な商談やミィーティングにはプロジェクターを使うことが欠かせないスタイルになってきた。こうなると、来客があった場合でも先方が「プロジェクターを貸して欲しい」とリクエストする機会も多いだろう。そこで中小企業やSOHOでも手軽に導入できる低価格のプロジェクターがどの程度の実力なのか、チェックしてみることにした。

ベンキュージャパンの「BenQ DLPプロジェクターMP510」(以下、MP510)は、同社のダイレクトショップで5万9800円で販売されている。驚異的なプライスだが、果たしてどこまで〝使える〟だろうか。発売当初から興味を持っていたのだが、今回試用する機会を得たのでチェックしてみた。

このモデルは、いわゆるモバイルタイプではないので、鞄に詰め込んで外出先に持っていくのは厳しい。とはいえ、約2.6キロと軽いので、社内で移動して使うには負担のない重さだ。大きめの鞄に入れていけば、外出先でも使えないことはないだろう。

小さな会議室なら十分使える

格安だけにスペックが気になるところだが、明るさは1500ルーメンだ。据え置きタイプでは、最近、2000ルーメンクラスのプロジェクターが主流になっているだけに、少々不安に感じるかもしれない。だが、ちょっと昔の製品は1000〜1500ルーメンが当たり前だった。

実際に利用してみると、薄暗い部屋なら十分に使える。普通の明るさの部屋でも、3メートル程度の距離からの投影なら十分はっきり見える。3メートルの距離からなら、投影サイズはおよそ72インチだ(推奨値)。幅は約1メートル80センチとなるので、小規模な会議なら十分だろう。100名規模の大きな会議にはちょっと厳しいが、30〜50名程度の会議にまでなら対応できる。

つまり、会社の会議室も小さく、小規模なプレゼンが多い中小企業なら満足に使えると思っていいだろう。大きなセミナーなどでは、会場のプロジェクターを借りればいいのだ。

逆に、小さな会議などで気になるのが、プロジェクターが立てる騒音だ。この製品は低価格モデルながら、静寂性をウリにしており、運転音は22dBだ。こちらも実際に使ってみると、静かというわけではないが会話をじゃましないレベルに収まっている。大型のファンを低回転で回しているので、耳障りな高音がないのはありがたい。

価格を考えるなら、スペックは十分以上と言える。

本体サイズは、277mm×95mm×208mmと、やや大きいが、持ち歩かないなら十分。

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