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小型タブレットPCは仕事に使えるか〜富士通のLOOX Pを検証する

2006年9月15日

メモ術や手帳術などの書籍を書いている身としては、タブレットPC登場時に大きな期待をした。いよいよ手書きの手帳とデジタルが融合すると、ワクワクしながら試用できる機会を心待ちにしたことを覚えている。

ところが、フタを開けてみると、イマイチ使う気にはならなかった。その理由を一点に集約するのは難しい。というより、総合的に使う気にならなかったというのが正しいだろう。

まず、ハードがいただけなかった。タブレットPCは、常に最新の携帯ノートパソコンよりも重く、バッテリーが持たない。かつ、価格も数万円は高い。もちろん、OSが違い、ハードへの要求も異なる。生産台数も限られるから、安く売れないというメーカーの理論は頷ける。だが、ユーザーの視点とすれば、普通の携帯ノートパソコンを買った方がお買い得に思えるのだ。

しかし、タブレットPC登場から数年を経て、今シーズンマイナーチェンジした富士通のLOOX Pは、なかなか魅力的なスペックへと進化している。早速試作機を借りて、仕事に使えるか否かをチェックしてみた。

気になる重さは、標準バッテリーパック内蔵時で997グラムと、1キロを切っている。ドライブを内蔵しないのが残念だが、日常の持ち運びとしては十分に合格だ。バッテリー駆動時間は、約4.4時間(カタログ値)。僕が使う場合にはガンガン通信するので、実質、3時間を切る程度だろう。だいたい7割程度と考えておくと、いつも妥当な結果になる。もちろん、今回は試作機なので実際には試していない。

気になるのが液晶サイズで、8.9型ワイドとかなり小さい。タブレットPCの場合は、当然筆記エリアと画面サイズがイコールになるので、小さすぎると不便ではないかと予想していた。だが、実際に使ってみると、杞憂に過ぎないことが分かった。

普段僕が使っているメモ帳とほぼ同等のサイズなので、気持ち的には使いやすいのだ。もちろん、これがほぼ下限のサイズで、12型程度の画面サイズがベストだ。それ以上大きくなると、荷物として重くなり、画面が広すぎてペンのアクションが大きくなりすぎる。

外観は、あくまでスリムなミニノートだが、液晶が回転するコンバーチブル型のタブレットPCだ。

鞄と比べると、ちょうどA5程度のメモ帳サイズであることが分かる。軽くて、とても扱いやすい。

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