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アイデアマスターで発想する〜チャートを作りながら企画を整理

2006年3月10日

古くから、アイディアプロセッサはマニアックなユーザーの間で人気が高かった。僕もそのためにMacまで購入して使っていた。ところが、Wordや一太郎のアウトライン機能が徐々に充実し、あえて、専用ソフトを買うまでもなくなり、いつの間にか使わなくなってしまった。これが、僕の個人的なアイディアプロセッサとのつきあいである。

ご存じない方のために簡単に紹介しておくと、アイディアプロセッサとは、チャートを作りながら、アイディアを整理して考えをまとめたり、発想を生み出そうという種類のアプリケーションだ。単にチャートを作るなら、WordやPowerPointlのフローチャート機能を使えばいいし、こだわったチャートを作りたいならVisioが役立つ。

アイディアプロセッサの利点は、チャート作りそのものではなく考え方の階層的な整理なのだ。

今回ジャストシステムから新発売された「アイデアマスター」は、従来のアイディアプロセッサにはない便利な機能を搭載している。興味を持って試用してみたが、その便利さを高く評価したい。そこで、本連載で機能をかいつまんで紹介する。

ただし、繰り返しておくが、あくまでもアイデアマスターの目的は発想であり、フローチャート作成やらプレゼンテーションの機能は、専用ソフトにはかなわない。一般的な機能のアイデアマスター(8715円)や、さらに高機能なアイデアマスターPro(2万2260円)のコストが見合うかどうかは、ユーザーが発想を望んでいるかどうかにかかっているのでお間違いなく。

とにかくチャートが素早く作れる

これまでのアイディアプロセッサの欠点が、チャート作りが面倒だったことだ。頭に浮かんだキーワードをどんどん入力しようと思っても、チャートを作るまでの作業が面倒で、結局紙にメモを取った方が早いと感じてしまう。ワープロのアウトライン機能なら、素早く入力できるが、残念ながら見た目が箇条書きの発展系なので、思考に直結せず、アイディアが生まれてこないジレンマがあった。

アイデアマスターの最大の特徴はこの点にある。タイトルを入力してEnterキーを押すと、下の階層の1つめのチャートが自動で入力できるのだ。「入力→Enter」という作業を繰り返すだけで、チャートができていく様はとても気持ちがよい。

僕個人的には、この機能だけで約8000円を支払う価値があると感じた。上位ソフトのアイデアマスターProは約2万2000円と高価だが、カレンダー機能等やWord、Excel等へのファイル書き出しがサポートされている。今回の画面はProだが、基本的なチャート作成機能は両者とも共通だ。

アイディアを入力してEnterキーを押すと、どんどんチャートができあがっていく。

チャートの下階層を選択した状態で入力してEnterを押すたびに、さらにその下の階層のチャートが組み込まれていく。

マウスでドラックしても、それぞれのノードを自由な位置に移動できる。ちなみに、ノードとは1つひとつのアイディアのことだ。

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