バックアップを極める(2)〜RAID5対応外付けHDDで情報を守る
今回は外付けのHDD(ハードディスクドライブ)を利用してバックアップを取る。もちろん、単なる外付けHDDを接続してもおもしろみはないので、最近気になるRAID5対応のドライブを試用してみる。
すでにご承知の方も多いと思うので、簡単に説明しておこう。RAID5とは、複数のHDDにパリティを分散して書き込むミラーリングの一種だ。どれか1台のHDDが故障しても、他のHDDにある情報を読み出すことでデータが保証される。同時に複数のHDDが壊れない限り、ファイルを失うことはない。
RAID5対応の外付けHDDを利用する
今回利用したのは『TeraStation HD-H1.0TGL/R5』(BUFFALO)で、250GBのHDDを4台内蔵し、容量は1TBだ。いわゆる外付けのHDDなので、RAIDカードを組み込んだり各種設定などをする必要が一切ない。非常に手軽に使えるわけだ。容量の異なる外付けRAID5対応の新製品も近々発売されるので、購入時にはどちらがよいか検討して欲しい。
パソコンとの接続はネットワーク経由となり、複数のパソコンから利用できる。容量が大きいので、SOHOや部署単位でのバックアップにも活躍するだろう。
このドライブを手に入れたなら、データをそのまま書き込むだけでバックアップが取れると考えて良い。データがRAID5で二重化されているので、ファイルを失うことはほとんど考えられない。これがひとつの王道的な使い方だ。
もう一つの使い方は、パソコンのHDDにあるデータをこのドライブにバックアップする方法だ。こちらは、結果的にデータが3重化されるわけで、災害でも起きて丸ごと失う以外は完璧なデータ保存ができる。
基本は床置き
さて、到着したドライブを早速箱から取り出し、床に設置した。本体サイズは、やや大きめの外付けスピーカー程度とさほど大きくはないが、7.2キロの重さがある。重いからこそ、多少の振動や衝撃でHDDに影響が及ぶのを防げるのだろう。設置は、床が基本となる。最も振動が少ないからだ。
熱処理にも相当に配慮した設計とのことだが、実際にだいぶ使ってみてもほとんど熱くならなかった。

価格は約10万円。データを失うことをかんがえれば、安いものだ。容量の少ないタイプはもう少し安くなる。
next: セッティングは非常に簡単…
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