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セシール〜いち早く出店して最大の広告効果を得る〜先進企業はセカンドライフをこう活用している(2)

2007年6月21日

(須藤 慎一=ライター)

 通販大手のセシールは、日本で最も早くセカンドライフに出店した企業の1社。いち早く出店することで、大きな広告効果と、他社の一歩先を行くノウハウを得た。次なる話題づくりの作戦も着々と進行中だ。

3月、いち早くセカンドライフに出店

「ブログやSNSが登場した時期と同じ“匂い”をセカンドライフに感じた」。セシールでセカンドライフ活動を取りまとめている、島元大輔・ネットマーケティング本部長はこう語る。セシールの現職に就くまでWeb制作業界にいた島元氏は、セカンドライフの現状を、ブログ/SNSがブレークする半年〜1年前の状況に近いと感じている。

島元大輔 執行役員・ネットマーケティング本部長

いまセカンドライフに出店しても、本業の売り上げ面で効果を期待できるわけではない。しかし、セカンドライフの話題性は抜群なので企業広告としての効果を期待できる。しかも早期に出店した企業ほどこの効果は大きい。日本版が登場する前の段階で出店を決めたのはこれが理由だ。

具体的には、島元氏は2006年の初めごろセカンドライフを知った。2006年末ごろから日本のニュースでも取り上げられるようになったので、「セシールがチャレンジする時期が来た」と感じたという。2007年に入って本格的な調査と制作を開始。3月26日にオープンした(図1)。セシール側の担当者は、島元氏を含めて2人。しかも他の業務との兼任である。

図1 セシールセカンドライフ店の店頭のメインステージ。手前のパネルにタッチすると、女性用ワンピースと男性用スーツを無料でもらうことができる

広告効果は絶大だった。テレビ、新聞、雑誌から取材が殺到し、一時期は、広報部がセカンドライフ対応でかかりっきりになるほどだった。これで、セカンドライフ参入の短期的な目標はクリアできた。

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