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飛行機代かけても行く価値あり 感動“羅臼料理”接待〜海味 はちきょう(札幌)

ついに世界基準のレストランガイド「ミュシュランガイド東京」が創刊となった。飲食の執筆にかかわる者としても大変喜ばしいことである。自分の馴染みの店に星がついたり、いちばんお気に入りの店には星が付かなかったりと悲喜こもごもだが、大いに参考になっている。2009年度版が発売となる来年の今ごろは、星が増えたり減ったり、継続できたりとまたまた話題になるだろう。

三ッ星店の定義は「そのために旅行する価値がある卓越された料理」とある。それならば我が「接待レベルアップ計画」も、美味しくて接待に向いている地方都市のお店を“接待ミシュラン”として(不定期的ではあるが)紹介していきたいと思う。

その記念すべき第一弾は北海道・札幌にある「海味 はちきょう」だ。魚介類が美味しい北海道の中でも、北方四島と知床半島に囲まれた羅臼(らうす)は、最も栄養豊富な海峡と呼ばれている。「海味 はちきょう」は、羅臼へ出向く漁師が命懸けで獲ってきた魚・貝・昆布などの厳選素材を使用した“羅臼料理”を提供してくれる。

まず、何と言っても驚かされるのは同店名物の“つっこ飯(1280円)”である。別名“驚きのいくら丼”と呼ばれるだけあって、そのボリュームは凄まじい。というのも白飯に乗せるイクラの量をお客自身が決められるのだ。

見よ!この迫力。シルバーボウルに入った大量のイクラをお客がストップをかけるまで丼の白飯にかけてくれる“つっこ飯”

漁師のような風貌の五分刈り頭のスタッフが大量のイクラを入れたシルバーボウルを持って客席に登場。「オイサー!」というかけ声とともにイクラをスプーンでガッチリかけてくれる。お客がストップをかけるまでかけ続けてくれるので、お客のお好みの量の“てんこ盛りいくら丼”が出来上がる。

「築地でこれを食ったら、いったいいくらするだろう」と庶民的感覚で思いつつ、“つっこ飯”をかきこんでみるともう感動の嵐! その新鮮さと美味しさにノックアウトされることは必至だ。東京で食べるイクラとは、明らかに味の次元が違う。口の中でプチップチッと弾ける小気味いい食感と濃厚な美味しさは一度食べたらやみつきになるに違いない。これで1280円とは本当に恐れ入った。お店の営業努力に拍手である。

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