ブックオフ(3)〜複合化と専門化、量と質を追う 橋本 真由美社長
(大河原 克行=フリーライター)
ブックオフは中期経営計画において、「2010年に経常利益率10%」という目標を掲げている。2006年3月期の経常利益率は7.0%。今後も過去最高益を継続して、10%の目標を達成しようという計画だ。また、2012年には、現在の年商445億円を650億円へと拡大させ、新刊本を扱う書店も含めた書店市場全体の中で最大規模のチェーンを目指す。橋本社長は、これらの計画の達成に向けて、どんな取り組みを進めるのか。
■中期経営計画の達成に向けて、どんなことを実行しますか。
橋本 中期経営計画を達成するためには、まず、市場全体を広げることが大切だと考えています。いま、新刊本の市場は1兆2000億円ほど。そのうちリユース率は27%。この割合を50%にまで引き上げたい。

ブックオフ 橋本 真由美社長
そのためには、店舗をさらに増やしていくことが必要です。店舗が増えることで、「ここにもブックオフがある」、「あそこにもブックオフがあるね」という具合に認知度が高まる。それが、リユース市場そのものを広げることにつながります。特に、大型店舗の出店が重要ですね。
東京23区内には、まだまだ出店の余地がありますね。山手線に乗っていると、「こんなにたくさんの人がいる」と感じます。現在の店舗数は、全国で590店。でも首都圏や政令指定都市を中心に、あと700店舗以上の出店余地があると見ています。
中期経営計画の達成に向けて、この2006年度は、大型店舗化、複合化、専門店化の3つがキーワードになります。また、量の追求とともに、質の追求を狙っていきます。
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