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富士通ビジネスシステム(3)〜眼鏡と靴を変える

2005年9月30日

(聞き手:大河原 克行=フリーライター)

富士通ビジネスシステムは、富士通グループのトップディーラーであるが、顧客からは「富士通」と呼ばれることが多い。独立した企業としてのイメージづくりが重要になっている。鈴木社長は、どんなスタンスでFJBに独立性を持たせようとしているのだろうか。

■富士通ビジネスシステム(FJB)は、ユーザーから「富士通さん」と呼ばれるケースが多いですね。FJBとしての独立色をもっと強める必要性があるのでは。

富士通ビジネスシステム 鈴木 國明社長

鈴木 先にも触れたように、FJBのビジネスを見ると、富士通と一緒にやる大手企業向けビジネスが一つの柱になっています。ここは、どうしても「富士通」という枠組みのなかでの仕事になる。だが、FJBしか提供できない強みもある。富士通のマンパワーの不足を補うという役割はなく、FJBの存在感を発揮できるビジネスにしていきたい。

もう一つの中堅企業、中小企業向けのビジネスに関しては、FJBが直接、ソリューション提案をするわけですから、FJBとしての存在感をもっと高めていくこと必要だと思います。FJBの強みはどこにあるのか、それを訴えることに力を注ぎたい。

富士通時代、マーケティング部門の経験が長かった鈴木社長は、その経験をFJBでどう生かそうとしているのだろうか。自らの性格分析を含めて聞いた。

■自己分析するとどんな性格ですか。

鈴木 気が短いですね(笑)。Aか、Bかをすぐに決めます。ただ、人の話はよく聞きますよ。その上で、決断は速い。それと、物事を柔軟に判断するタイプだと思っています。

「可もなく、不可もなく」という言葉がありますね。これは一般的には、「あまり特徴がない」というネガティブな意味で使われます。しかし本来は、「できることもあるし、できないこともある。しかし、どちらも絶対的なことではない」という意味なのです。絶対できないということもないし、逆に絶対できるということもない。とにかくやってみる意志が必要だと。

物事に取り組むときには、こうした心構えが必要なのです。ですから、先入観ですべてを決めるということはしないです。FJBについても、富士通時代に持っていたイメージで考えるのではなく、それをすべて捨てて、現実のFJBをとらえて判断しようと肝に銘じています。新しい眼鏡で、物事を見るということなんです。

next: 実際に眼鏡を新しく変えたのですか…

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