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富士通ビジネスシステム(1)〜「今の仕事だけ」の体質を崩す

2005年9月27日

(聞き手:大河原 克行=フリーライター)

富士通の系トップディーラーである富士通ビジネスシステム(FJB)の新社長に、富士通取締役専務の鈴木國明氏が就任した。鈴木新社長は、富士通でマーケティング部門の経験が長い。これまでFJBの社長には富士通の営業部門もしくは技術部門の出身者が続いていたことを見ると、鈴木社長の経歴は異例だと言える。鈴木体制となって、FJBは、どう変わるのだろうか。

■社長就任直後から、あちこちをずいぶん精力的に回っているようですね。

鈴木 FJBには、全国30カ所以上の営業拠点、約150カ所のサービス拠点、約4万社の顧客があります。すべてを回るというわけにはいきませんが、東名阪をはじめ、主要な拠点は回ってきました。

富士通ビジネスシステム 鈴木 國明社長

東京、大阪ではセミナーを開催して、合計300社のお客様と顔を合わせました。また、首都圏の70社ほどのお客様には、個別に訪問しごあいさつさせていただいた。1日7〜8社のお客様を訪問するのが限界です。なかなか、ごあいさつできない企業も多い。お客様も忙しいですからね。それでも、なんとか時間を割いていただき、ごあいさつにお邪魔しました。

いまは、東北、北海道など、北のエリアにお邪魔しています。

■どんな話をしているのですか。

鈴木 お客様の要求を、直接、お伺いしています。

私は、富士通ではマーケティングを担当してきました。そのため、どうしてもお目にかかる経営トップは、大手企業の方々が中心だった。今回、FJBの社長に就任して、中堅企業、中小企業の経営者が、どんなことにお困りなのか、どんなことを要求しているのかを聞く機会を得て、大変勉強になりました。

また、現場で担当している当社の社員に対して、「彼がいるから、FJBと取引しているんだよ。彼の配置転換はしないでくれよ」などという言葉を頂くと、とてもうれしくなります。FJBの底力を感じますね。

next: 社長に就任して以降…

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