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───この1年間、経営体制を強化するために、どんなことに取り組んできましたか。

原田 マクドナルドにおいて見逃せないのは、世界の力を結集することで、競合に対して優位性を発揮できる点です。これまでは日本の独自性にこだわりすぎていた面があった。せっかく、優れた仕組みがあるのですからこれを利用しない手はない。私は、マネジメントをはじめとする人材、情報システムやサプライチェーンといったインフラ、ブランド戦略やメニューマネジメント、店舗開発、店舗のオペレーションシステムといったあらゆる部分でグローバルシステムを活用していきます。

例えば、2005年に新規出店する予定の75店舗。これらでは、100%ロケーションにこだわる。つまり、一等地に限定して出店する。候補地の決定に当っては、グローバルに活用しているノウハウを基に商圏分析を行い、そこに出店する。

これまで英語でコミュニケーションする文化が社内にはなかった。しかし、経営上必要だと思ったら、米国人でもカナダ人でも、世界中のマクドナルドから集めます。3月30日付けで代表取締役会長のパット・O・ドナヒューが、取締役兼リレーションシップパートナーという位置づけになります。彼は、何かあれば、すぐに日本に飛んできてくれるはずです。彼を通じて本社にもいろいろと要望が出せるでしょう。

また、私の希望としては、もっと人材交流を活発化させたい。単に研修のために米国本社に行くというのではなく、他の国においてもマネジメントに携われるような人材、本社で活躍できるような人材を日本マクドナルドからどんどん輩出したいですね。

日本企業の多くは、グローバルプレーヤーを育成してこなかった。これは大きな問題です。私は、日本からグローバルプレーヤーを輩出するためにも、日本マクドナルドのグローバルライズに取り組まなくてはならないと考えています。

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