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御茶ノ水博士のような存在になりたい〜ロボ・ガレージ代表 高橋 智隆氏

2006年5月11日

(聞き手:三浦 優子=フリーライター)

京都大学内にあるベンチャー・ビジネス・ラボラトリーは、ベンチャー企業が入居するインキュベーション施設。大学院を中心とした独創的研究開発の推進のために発足した。最近はベンチャー企業の育成を目的に、4社のベンチャー企業が入居する。その中の1社が、ロボット製作をなりわいとするロボ・ガレージだ。その代表を務めるのが高橋智隆氏である。

高橋氏の肩書きは、「ロボットクリエイター」。「ロボット設計・製作」を独りで行う、自らが創り出した職業だという。高橋氏が製作したロボット「クロイノ」は、米国の雑誌「TIME」で「2004年の最もクールな発明」と評されるなど、日本だけでなく世界的に高い評価を得ている。「ロボットクリエイター」とは、どういう職業なのか? 高橋氏がこの仕事を選んだきっかけは何だったのか。

「ロボットと言えば高橋」と言われる存在になりたい

■高橋さんの肩書きは、「ロボットクリエイター」ですね。

高橋 ええ、そうです。

■ロボットクリエイターという職業を、初めて知りました。 どんな仕事ですか?

ロボ・ガレージ代表 高橋 智隆氏

高橋 実はロボットクリエイターというのは、僕が自分でつくった職業なんです。だから、「どんな仕事ですか?」と不思議に思われるのは当然だと思います。

具体的にどんなことをしているのかと言えば、ロボットの設計、デザインなどの製作活動です。出来上がった成果物を発表して一般の人に見てもらう。見る人によっては科学としての成果であり、別な見方ではアート作品の発表にも見えると思います。私が作ったロボットを商品化したいという企業には、デザインや特許などを販売します。これがロボ・ガレージの収益源になります。

■お話を伺っていると、ビジネスマンというより、芸術家に近い印象です。

高橋 私自身、起業意欲はあんまりなかったのですけれど…。

next: ロボットを作るために京都大学に再入学…

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