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当事者としてどんな経験からも学び取れ〜グッドウィル・グループ会長兼CEO 折口 雅博氏

2005年10月19日

グッドウィル・グループの会長兼CEOである折口雅博氏は、プロのビジネスパーソンとして勉強するコツを次のように話す。「経験することすべてを『当事者』として考えること。その経験を自分の中にデータベースとして蓄積していけば、成功するビジネスを見極める目が育っていく」。

折口氏は事業を成功させるポイントを、「センターピンの法則」と命名。「ボウリングでストライクを取るためにはセンターピンを外してはならない」のにちなんだ言葉。事業で成功するための「肝」と言える。事業の「センターピン」が何かを見抜き、それを実現することに力を入れたからこそ、事業が成功したのだと分析する。

グッドウィル・グループ会長兼CEO 折口 雅博 氏

社内に“自分の味方”を増やせ

■「会社の言いなりになったら、新しい仕事はできない」という人がいます。しかし、会社をうまく利用することで、チャンスが広がるわけですね。どう利用すればいいのでしょうか。

折口 広い意味で、社内に味方をつくっていくことが大切なんです。日商岩井時代、私ははみ出し社員で、変なことばかりしていました。しかし、自分の上司や、仕事には直接関係ない部署の人も含めて、仲間というか、私を応援してくれる人をつくることに力を注ぎました。

ほかの部署の味方を増やすことにこだわったのは、日商岩井が総合商社だったからです。総合商社というくらいですから、いろいろな部門がある。法務部とか管理部門もすごくしっかりしている。自分の知らないことを知っているスペシャリストがいるんだから、そういう人材を利用しないと総合商社にいる意味がないなと考えたんです。

法務部門には、「私が独占している」と言われたくらい(笑)。私の話をよく聞いてくれた人がいたんです。会社にしてみれば、「せっかく法務部門があるのだから、法務部門のスタッフをもっとうまく使いこなせばいいのに」と思っていたはずですよ。でも、法務部門に行って頼み事をする社員は、私以外にいませんでした。今から思えば、だからこそ、頼みを聞いてもらうことができて、私にとっては都合がよかったことになりますね(笑)。

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