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ガンペルUSJ社長インタビュー(後編) 女性・家族を意識したアトラクションを強化

(聞き手:松崎 隆司=経済ジャーナリスト)

(前回記事はこちら

 経営危機のユニバーサル・スタジオ・ジャパンを再建したグレン・ガンベル社長は、コアターゲットを当初の若者から女性・家族に変更。それにあわせてアトラクションも見直した。果たしてどのような改革をおこなっていったのか。さらに5年後、10年後はどのような展開を思い描いているのか。

■コアターゲットの変更はどのように行なったのですか。

ガンペル 市場調査を綿密に行い、ターゲットになりうるひとたちとはどういう人たちなのか、彼らは何を望んでいるのか、徹底的に調べました。

■コアターゲットの変更では東京ディズニーランド(TDL)を参考にされたと聞いていますがどうでしょうか。

グレン・ガンベル社長
1947年8月19日生まれ。70年にNY市立大学ハンター校を卒業後、73年にABCのテレビのマネ―ジャーに就任。その後83年にはユニバーサル・スタジオ・ハリウッドに移り法務・事業担当副社長、に就任した。87年には米国監督組合(DGA)のナショナル・デレクターとなり、95年にはユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツ(旧MCA)の執行副社長を経て99年3月、社長に就任した。2004年6月からはUSJの代表取締役社長に就任している。

ガンペル TDLは集客人数では世界で最も成功しているテーマパークです。しかもずば抜けています。その入場客数を伸ばしてきた大きな要因は、独身女性やOL層、それに子連れで来場する母親層の2グループが大きく伸びてきているからです。

日本の文化の中でこれは顕著なことだと思うんですが、いろいろなことに女性が決定権限を握っている。特に遊びに行くときやレジャー行動に関しての決定権限は女性が握ってるんですね。恋人同士で遊びに行く先を決めるのは彼女が決めて引っ張っていく、家族連れで遊びに行くときにもお母さんが決める、女性が発案して決めていくことが多いのです。

そうした女性たちが望むことは、18歳の男性が求めているものとはおのずと違ってきます。したがって私たちがコミュニケーションをとるときにも、違ったアプローチのし方が必要になります。

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