アサヒビールの新製品「ぐびなま。」(3)〜複雑化するビール系飲料市場で再度トップに
(聞き手:小林 佳代)
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■この数年、ビール系飲料市場の構造は激しく変化しています。ビール、発泡酒、第3のビールと、ビール系飲料が3種類並ぶようになりました。それぞれ、どんな消費者に支えられているのでしょうか。
西崎 「ビールしか飲まない」という人は、全体の2割弱しかいません。「発泡酒しか飲まない」、「第3のビールしか飲まない」という人も、それぞれ1割前後です。3種類全部飲んでいる人が25%ぐらいいます。

酒類本部商品開発第一部チーフプロデューサー 西崎 聡一氏
1カ月の間に、1人が飲用する銘柄数はだいたい4〜5。多くの人が、この4〜5銘柄の中に、ビールも発泡酒も第3のビールも取り入れている。TPOに応じて飲んでいるのですね。
50代以上の消費者では、「ビールだけ」という人が多いです。以前からビールを飲み続けてきて、その後、発泡酒や第3のビールが出てきた方にとって、新カテゴリーの商品は抵抗感が大きいようです。
一方、20代の消費者はニュートラルです。お酒が飲める年齢になったときには、既に発泡酒や第3のビールがあったわけですから。抵抗も偏見もない。ブランドそれぞれの価値や機能で選んでいます。
30〜40代は可処分所得が少ない世代ですので、「ビールがいい」と思いつつも、コストを考えて発泡酒や第3のビールを中心に選ぶ。時々はビール。特別な記念日とかお祝いの日にはプレミアムビールを選ぶという具合ですね。
next: ビール系飲料の消費行動は多様化している…
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