「惑星大怪獣ネガドン」〜映画づくりの新ビジネスモデル(2)
(聞き手:山中 浩之、構成:深川 岳志)
2002年に新海誠監督が独力で制作した「ほしのこえ」を世に出し、今回また粟津順監督が独りで作り上げた「惑星大怪獣ネガドン」をリリースしたコミックス・ウェーブ(以下CW)。作家個人の思いを損なわずにビジネスとして成立させる、CWの映像制作部門はどのように運営されているのだろうか。
制作現場を統括する、同社取締役cwfilms担当事業部長、川口典孝氏にインタビューした。
■川口さんは、どういう経緯でCWに入社したんですか。
川口 僕はもともと伊藤忠商事にいたんです。2年間経理をやって、それからコンシューマゲーム関係に移った。出向を2回やって、この会社が3つ目の出向。CWに入って8年目になります。そこで、漫画家さんや、映像作家のマネジメントをする仕事をやっています。

どう見ても特撮だが、すべてCG。個人で作った怪獣映画「惑星大怪獣ネガドン」
量産は考えず、作品一つひとつを大切にする
■えらく仕事の中身が変わったんじゃないですか。
川口 大きな組織の素晴らしさも、弊害も見てきています。人数が多いということは、仕事を回さなきゃいけないということに容易に繋がるんですよね。
next: 社内での僕の部隊は…
(全 4 ページ中 1 ページ目を表示)
あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください
この連載のバックナンバー バックナンバー一覧へ 画面先頭に戻る
- 日本版シリコンバレー創設に情熱を燃やす (2008/10/03)
- 改正エンジェル税制は「親兄弟や友人が出資できる」税制だ (2008/09/18)
- 各地の「八合目産業」をマーケットにつなぐ (2008/09/04)
- 女性・家族を意識したアトラクションを強化~ガンペルUSJ社長インタビュー(後編) (2008/08/08)
- コストを意識し、株主価値を最大化~ガンペルUSJ社長インタビュー(前編) (2008/08/05)

