一つの仕事が次の仕事と、新しい展開を呼ぶ〜イー・ウーマン社長 佐々木 かをり氏(2)
イー・ウーマン、ユニカルインターナショナルという二つの会社を率い、女性経営者の代表的存在でもある佐々木かをり氏。意外にも大学時代は、「就職して、2〜3年したら寿退社するものと思っていた」という。大学卒業後、高校時代からのアルバイト先に就職するも、1年で退職。「新しい仕事をしよう」と考え始めたときに、大学時代のアルバイトの一つだった通訳を選んだ。
通訳の仕事を始めるきっかけを与えてくれたのはアルバイト先の知人。通訳の仕事を本格化したときには、それまでに名刺交換をした人のリストが役立ったという。最初の会社としてユニカルインターナショナルを設立するときには、フリーの通訳が抱える課題の解消を考えたことが契機となった。
仕事を通じて培った経験や人脈が、次の仕事を呼び込んだことになる。
■ 通訳の仕事は、自分の意志で始めたんですか?
佐々木 大学に入って、1年生か2年生の日曜日だったと思うんですけど…。アルバイトをしていた、コンサートのチラシ配布の会社にいた方から電話がかかってきたんです。それでいきなり、「かをり、今日、暇か? 暇だったら、通訳をやってくれ」って言うんですよ。

■ チラシ配布のアルバイトの中で、お金はもらわないけれど、通訳に近い仕事をしていたんですか?
佐々木 いえいえ、通訳の仕事なんて全くやったことがありませんでした。だから、電話がかかってきたときも、「やったことがないから、できません」と最初は断りました。でも、「それでもいいから、とにかく来い」と言われて…。
米国のバンド、ドゥービーブラザーズがラジオ番組に出演する際の取材通訳だったんですけど。冷や汗、あぶら汗っていうのはこういうものかと知りましたね(笑)。内容も、めちゃくちゃだったろうなぁと思います。でも、なぜか、その知り合い経由で、次々に通訳の仕事が入ってくるようになったんです。
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