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クラシエフーズの豆乳アイス「Soy」(3)〜“王道”のフレーバーを展開 「普通のアイス」として育てたい

(聞き手:小林 佳代)

(前回記事はこちら

■クラシエフーズは以前も豆乳アイスを販売していた時期があるということですが、その経験は「Soy」にどのように生かされていますか。

男鹿 豊・冷菓事業部開発グループ部長兼商品開発部部長

男鹿 カネボウフーズ時代の2004年11月、東京、千葉、埼玉、神奈川で「I.V.(アイベジィ)」という名前の豆乳アイスを発売しました。「I.V.」は、容量120mlで店頭価格は250円程度。プレミアムアイスのカテゴリーで展開していましたので、「Soy」とはターゲットが異なります。

「I.V.」には熱心なファンの方もついてくださり、豆乳アイスに需要があるということが検証できました。また、「I.V.」の開発の際、濃縮豆乳を使うといった豆乳アイスの技術も獲得できました。ただ、「Soy」はヘビーユーザーをターゲットにしています。食べる頻度が多ければ、なるべく値段が安い方がいいので、レギュラーカップのカテゴリーで作っています。「I.V.」とオーバーラップしている部分はありますが、新しいターゲットを設定し、それに見合った味作りをしているという意味で、全く異なる商品と言えます。

■「I.V.」と「Soy」でいちばん違うのはどういう点ですか。

男鹿 いちばんの違いはフレーバーでしょう。「I.V.」はプレミアムアイスとして発売したので、並み居る強豪アイスの中で戦っていかなくてはいけない。そこで、一風変わったフレーバーを出していました。例えば、普通のバニラではなく「メイプルバニラ」としていましたし、「ラムイチジク」「マンゴーバナナ」などの珍しいフレーバーを作っていました。米を配合して新しい食感を提案したりもしました。

「Soy」のフレーバーはバニラ、チョコ、抹茶。アイスの基本中の基本、王道のフレーバーですね。

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