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問い合わせが多く「メールを開くのが楽しみ」

■「エコフル」の採算はどういう状態ですか。

竹内 既に単月では黒字です。ラックなどを作った際にかかった初期コストも含めて、4月には黒字転換できそうです。

斉藤 昨年10月に「エコフル」をスタートしたとき、広告を掲載した企業は14社で、16枚のルーズリーフすべてを広告で埋めることはできませんでした。ですが、徐々に増えてきて、4月には全部埋まるのではないかと期待しています。

■新規ビジネスを始めて半年たちました。ここまで振り返って、いかがですか。

斉藤 とにかく今は楽しくて仕方ないです。このビジネスを通して、名だたる大企業ともお付き合いできるようになりました。毎日、メールを開くのが楽しみです。いろいろな問い合わせや注文が入ってきますので、いつも2人でびっくりしたり、喜んだりしながら見ています。

竹内 学生からも「うちの大学にも『エコフル』を置いてください」という依頼のメールなどがよく届きますよ。そういうメールは、その大学の購買部との交渉材料として使わせてもらっています。

■この後、「エコフル」はどのように発展させていきたいですか。

竹内 現在、都内10大学で配布しています。今年中に30大学に増やし、都内を固めたいですね。その先には、大阪、札幌、福岡など地方の主要都市への進出も考えています。

■大学以外に「エコフル」ビジネスを拡大することは考えていますか。

斉藤 引き合いは今もあります。高校とか、専門学校とか……。ただ、高校などは生徒の人数があまり多くないので、コストや手間を考えると、そこまで広げるのは今の段階では難しい。何万人もの学生が一度に集まる場所というと、やはり大学がいちばんやりやすい。当面、大学で「エコフル」ビジネスの基盤を固めていきたいです。

小林 佳代

1967年東京都生まれ。1990年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。同年日経BP社に入社。「日経ビジネス」記者などを経て2001年に退社、フリーに。現在、「日経ビジネス」、「日経ビジネスアソシエ」、「日経エコロジー」など、主に経営・ビジネス関係の媒体で執筆中。

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