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全立の大学生向けルーズリーフ「エコフル」(3)〜年内に30大学に拡大、地方都市への進出も狙う

2008年3月26日

(聞き手:小林 佳代)

(前回記事はこちら

■全立の「インフォメーションディスプレイシステム」は大学の総務部などと取引しています。いっぽう「エコフル」を設置しているのは購買部。「インフォメーションディスプレイシステム」とは大学側の窓口が異なりますね。

竹内 そうですね。大学側は「購買部がいいと言うなら、置いていいよ」というスタンスでしたので、「エコフル」の導入に関しては購買部と直接、交渉しました。

全立の竹内寿光 営業企画部 主任

購買部でもルーズリーフを売っています。そこに無料のルーズリーフを置いてもらおうというのですから、簡単に受け入れてはもらえませんでした。

ただ、大学の購買部も「競争力が落ちてきている」という危機感をお持ちです。最近は駅にも売店があるし、コンビニも至るところにあります。なんとか、学生の足を購買部に向けて、売り上げを少しでも伸ばしたいと必死です。

購買部に行けば、無料でルーズリーフが手に入るとなれば、朝、立ち寄る学生も増えるでしょう。そのとき、一緒にペンを買ったり、ガムを買ったりするかもしれない。ルーズリーフ自体の売り上げは下がっても、集客効果が高まりって全体の売り上げが上がれば……という期待から、徐々に受け入れてくれる購買部が出てきました。

■「エコフル」はどのような補充の仕組みにしていますか。

エコフル専用ラック

斉藤 我々は1週間に1度、1週間分の「エコフル」を各大学に持って行きます。購買部の方にお願いして、その中から200セット分を毎朝、専用ラックに入れてもらいます。ラックはレジ近くに置いて、何部もまとめて取る学生がいたら、注意してもらっています。こうした作業を委託する代わりに、「エコフル」の表紙には購買部の広告を掲載しています。

ラックに入っている200セットがすべてなくなったら、その日の配布は終了。学生には、次の日に来てもらうようにしています。その都度、なくなるたびに補充するのでは、購買部の方の手間がかかる。どんどん補充して、1カ月間かけて配布する予定のセットが数日でなくってしまうのも困る。「購買部に朝行けば、『エコフル』がある」という状態にしておきたいのです。

竹内 専用ラックも自分たちで考えました。取り出し口に金具をつけ、1部ずつしか取れないような作りにしています。原型は、ホームセンターで道具や材料を買ってきて、手作りしました。これをもとに、現在は特注しています。

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