トランの「らくらくタクシー」(3)〜ニーズの高い「低額料金」への対応などが課題、法人需要の取り込みも狙う
(聞き手:小林 佳代)
(前回記事はこちら)
■「らくらくタクシー」の利用状況を教えてください。
藤原 2007年9月からサービスを始め、10月からケータイで利用することも可能になり、利用件数は増えてきています。予約件数は現在、1日、100件強。客単価は6000〜7000円と、タクシーとしては高い方です。夜間とか、空港から家までの利用などが多いですね。

トランの藤原 和江社長
最近、東京・大阪などでは30分後の配車も予約できるようにしました。おかげで、残業後の帰宅用に利用するケースも徐々に増えてきています。
利用者の反応は非常に良い。「料金を心配することなく利用できた」、「安く済んでうれしかった」、「分かりにくい場所だったけれど、事前に調べておいてくれたので、スムーズにたどり着けた」。まだ認知度が低いので、これからどんどんアピールしていかなくてはいけないと思っています。
■タクシービジネスを始める際に考えていた、高齢者の利用はありますか。
藤原 パソコンや携帯電話の操作が必要なので、高齢者の方が自分で予約することはまだないですね。家族の方が代わりに申し込むケースはあります。サイトで予約する際、「連絡事項」という項目があります。「老夫婦2人なので、運転のうまい優しい運転手さんをお願いします」といった要望を書き込む方もいます。
高齢者の需要を増やすためには、電話予約を受け付けることが必要なのでしょうが、人件費が発生するので今のところ、採算上、難しいですね。
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