岡村製作所と三機工業の花粉除去ブース「マナージェット」(3)〜除菌など花粉除去以外の用途への拡大も
(聞き手:小林 佳代)
(前回記事はこちら)
■「室内に花粉を持ち込まない」ことを一種のマナーにするために、今後、どのようなプロモーションが必要でしょうか。

小室美智男 岡村製作所 マーケティング本部建材製品部部長
小室 「継続は力なり」でしょうね。分煙化も、時間はかかったけど、定着してきた。地道にやっていくことだと思います。ある意味で、社会を啓蒙していくことになるのですから。
横山 一部のマンションメーカーは、エントランスにエアーシャワーを設置したマンションを「花粉症対策マンション」として売り出しています。こういう形で、花粉症対策としてのエアーシャワーの効果が徐々に一般の方にも知られていくのではないかと期待しています。あとは、競合する製品が出てくれば、一気に浸透するのではないでしょうか。
今はトップの判断が大きいけれど、いずれは、「立派なビルの入り口にはエアーシャワーが付いている」という状態になる可能性も大きいのではないかと思います。
■認知度の向上のほかに、現在の課題は何ですか。
小室 やはりコストですね。使用する部品の点数を減らしたり、薄い鉄板を採用したり、装置の構造を簡易にしたりと、コストダウンの努力は講じています。それでも定価は207万9000円ですから、担当者レベルでポンと導入を決断できる製品ではありません。
岡村製作所が昨年秋に開催した展示会では、非常に評価が高かった。引き合いもいろいろとあります。けれど、やはり多くの場合、トップの判断が必要です。これから、普及していけば、部材の費用も下がり、より購入しやすい値段になると思います。
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