サントリー「高級烏龍茶『大紅袍』など」(3)〜嗜好品としての烏龍茶の潜在需要を確認、継続も検討
(聞き手:小林 佳代)
(前回記事はこちら)
■瓶入りの「大紅袍」は、当初の想定より濃いめの味と香りに仕立てていったとのことです。出来上がった製品を飲んだときはどんな感想を持ちましたか。

徳久 無限 サントリー食品カンパニー食品事業部
徳久 一口飲んだだけで、花のような香りと余韻が口の中で長く続く……。「これはすごい」と思いました。「烏龍茶にもこういうことができるんだ」と驚きました。
■ところで、高級烏龍茶を販売するに当たって、通信販売を選んだのはなぜですか。
徳久 嗜好(しこう)性の高いものを求めるお客様はどこにいるのだろう、と考えて、通信販売を選びました。330ミリリットル(ml)で1200円という高額な商品です。分かる人に分かってほしい。普通にコンビニやスーパーに置いてもなかなか理解してもらえないでしょう。
サントリーは、限定商品やなかなか手に入らない商品を販売するお酒のオンラインショッピングサイト「E-liquor(イーリカー)」や、「セサミン」などの健康食品を扱うオンラインショップを手掛けています。しかし、食品事業部が通信販売のサイトを立ち上げたのはこれが初めての経験でした。
通販では、意外なことに男性購入客の割合が多いです。ルピシアの店頭では女性客が多いのですが……。
「大紅袍」にはお歳暮などのギフト需要があるのでは……という声もよく聞きます。それにどう対応するかは今後の検討課題です。
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