UMAIの「らーめん缶」(3)〜うどんやチャーハンの缶入り非常食にも挑戦
(聞き手:小林 佳代)
(前回はこちら)
■「らーめん缶」を企画する段階では、当初から、自販機ルートを想定していましたか。 山崎 非常食のラーメンの形態として、当初はレトルトパックなども考えていました。しかし、やはり保存期間が長く、リサイクルしやすい缶がいちばん良いだろうということになりました。缶入りと決めた段階で、自販機で売ることを考えました。消費者にとって、最も便利で買いやすい販路ですからね。
「らーめん缶」には飲料用より、少し太めの缶を使っています。老若男女、最後まで食べられる適正な量の麺が入ります。

UMAIの山崎猛司社長
■「らーめん缶」は発売後、秋葉原の自販機で人気に火がついたようですね。
山田 ラーメンが好きな人って、パソコンのヘビーユーザーと重なるんですよね。「どこの店でラーメンを食べた」「味はどうだった」といった情報をよくインターネットでやり取りしています。ラーメン好きの人はパソコン関連商品を見るために、よく秋葉原に出入りしています。秋葉原の自販機では昨年、「おでん缶」が話題になりました。今度は「らーめん缶」だというので、新しいもの好きの若者が買ってくれたのだと思います。
■非常食として企画した「らーめん缶」が、若者の話題に上る流行モノになることに抵抗はありませんか。
山田 いえ、うれしいですよ。話題にならなければ、「らーめん缶」その存在が世の中に行き渡りませんから。世間で話題になって、知ってもらってこそ、買って常備してもらえるのだと思います。そういう意味では、最初に飛び付いた若者たちがブログで情報を発信したり、掲示板に書き込んだり、「らーめん缶」の存在をいろいろな形で告知してくれているのは非常に有り難いです。
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