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首都圏共通交通乗車券ICカード「PASMO(パスモ)」(1)〜カード1枚で地下鉄、私鉄、JRに乗車可能、利便性を飛躍的に向上

2007年3月12日

(聞き手:小林 佳代)

「PASMO協議会」に加盟する首都圏の地下鉄、私鉄、バス会社は3月18日、共通で利用できるICカード乗車券「PASMO」のサービスを開始する。

これまで、首都圏の地下鉄・私鉄は磁気カード乗車券の「パスネット」、バス会社は「バス共通カード」を発行してきた。また、東日本旅客鉄道(JR東日本)は2001年から独自にICカード乗車券「Suica(スイカ)」を導入している。首都圏の交通機関の利用者は、パスネット、バス共通カード、Suicaという3種類のカードを使い分ける必要があった。

PASMOはSuicaとの相互利用が可能。地下鉄、私鉄、バス、JRのすべてを1枚のカードで乗り継げる。利用者の利便性は飛躍的に向上する。

3月18日にサービスを開始するのは地下鉄・私鉄23事業者とバス31事業者。今後、さらに増えて、最終的には鉄道26事業者、バス75事業者の計101の事業者がサービスを提供する。

PASMOの発行・運営事業などを手掛けるパスモの早川弘之事業部次長兼情報セキュリティ課長にPASMO誕生の経緯などを聞いた。パスモは、地下鉄・私鉄11事業者、バス19事業者が出資して設立した。

■PASMOの基本的なサービス内容を教えてください。

早川 PASMOは首都圏の地下鉄、私鉄、バスの共通乗車券として使えるICカードです。事前にお金をチャージしておけば、自動改札機の読み取り部にタッチするだけで、電車やバスに乗ることができます。定期券の情報を載せることも可能。定期券で改札を通り、乗り越した場合も、チャージしてあるお金で精算できます。

パスモの早川弘之事業部次長兼情報セキュリティ課長

東日本旅客鉄道(JR東日本)のICカード「Suica」とも相互利用できる。1枚のカードで地下鉄、私鉄、バス、JRを乗り継ぐことができます。

また、電子マネーとして買い物もできる。PASMOやSuicaマークのある販売店や自動販売機で利用することが可能です。

カードは、標準仕様は無記名。ただし、氏名、性別、生年月日、電話番号を登録した「記名カード」とすることもできます。記名カードにすれば、紛失しても再発行します。小児用カードはすべて記名式で、小児運賃を適用します。

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