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■社内に香り調合用の小部屋のようなものがあるのですか。

濱田いえ、ないです(笑)。今日はどこでやろうかな。会議室か何かでやることになると思います。

■「香り通信」の成果をどう評価していらっしゃいますか。

濱田 これほど注目を集めるとは思っていませんでした。映画『ニュー・ワールド』で香りを流す企画は海外でも報道され、NTTコミュニケーションズの知名度を上げることにつながりました。

ただ、「アロマジュール」は単体で4万4900円と高いため、十分には普及していません。香りに興味を持ってサイトを訪れる人は数多くいますが、実際にアロマジュールを買って香りを楽しんでいる人はまだまだ少ないのが現状です。ミラプロと協力して、買いやすい値段の装置をなるべく早く提供したいと思います。

また、これまでは、映画・ラジオなど「香りがなかったところに香りをつける」ビジネスが中心でした。これからは「もともとあった香りをインターネットで制御する」ビジネスを積極的に手掛けていきたいと考えています。ホテル、航空会社、金融機関などの富裕層を対象とする企業、エステサロン、ヨガ教室などに拡販を進めます。

「香り通信」を電話・インターネットを補完する主要サービスの一環として仕上げたいと思っています。

エフエム東京とNTTコミュニケーションズの「香るラジオ」は今回が最終回です。

小林 佳代

1967年東京都生まれ。1990年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。同年日経BP社に入社。「日経ビジネス」記者などを経て2001年に退社、フリーに。現在、「日経ビジネス」、「日経ビジネスアソシエ」、「日経エコロジー」など、主に経営・ビジネス関係の媒体で執筆中。

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