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■お話を聞いていると、池田さんご自身も香りにかなりこだわりを持っていらっしゃると感じます。いかがですか。

池田 詳しいわけではないですが、好きですね。いろんな香水やアロマオイルを集めたりしています。女性用の香りが好きですね。今つけているのも女性用の香水です。

■それほど香りに興味があるというのは男性では珍しいですね。そういう池田さんが担当したからこそ、話がスムーズに進んだのかもしれませんね。

池田 実は少し前に、社内の別の部署の人間が、NTTコミュニケーションズに「アロマジュール」の話を聞きに行ったそうです。やはり、香りとラジオを結び付けた企画ができないかと考えて…。ただ、その担当者も「時期尚早かな」という思いがあったようで、実を結ばなかった。

僕はたまたま女性向けの番組をプロデュースしているので、具体的な話が進めやすかったんですね。人と人との出会いって不思議です。本当にいい出会いをさせてもらえたと思っています。

■今後、「香るラジオ」のさらなる展開を考えていますか。

池田 ラジオと香りの融合というのは、全く新しい挑戦です。まだまだ浸透させるのはこれからです。でも、業界に一石を投じることはできたのではないかと思います。

まずは今の仕組みをきちんと形にしたいと思っています。10月17日に川嶋あいさんのライブを行いました。特別のブースをつくって「アロマジュール」を置き、「大切な約束」の香りを流しました。招待ライブではなかったので、会場内に香りを発生することはできませんでした。「香りが苦手」という方もいらっしゃいますから。

11月8日には第2弾アーティストのデルタ・グッドレムさんのライブを予定しています。ここで初めて、会場内に香りを流す試みをします。ライブ中、決まった香りをずっと発生させるか、曲によって香りを変えるか、考え中です。毎月、試行錯誤しながら、よりよい方法を探っていくつもりです。

「香るラジオ」はNTTコミュニケーションズの「香り通信」というサービスを応用して展開している。次回は、「香り通信」を担当しているNTTコミュニケーションズの濱田俊一・営業推進部次世代コミュニケーション担当課長代理に登場してもらい、そもそもNTTコミュニケーションズが香りビジネスに取り組んだ背景、ラジオとコラボレーションしようと思った理由などを語ってもらう。

エフエム東京とNTTコミュニケーションズの「香るラジオ」は3回連載です。次回は、11月7日(火)にお届けする予定です。

小林 佳代

1967年東京都生まれ。1990年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。同年日経BP社に入社。「日経ビジネス」記者などを経て2001年に退社、フリーに。現在、「日経ビジネス」、「日経ビジネスアソシエ」、「日経エコロジー」など、主に経営・ビジネス関係の媒体で執筆中。

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