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究極の高カカオチョコとして100%を目指した

■板チョコタイプの「チョコレート効果 板カカオ」はカカオの割合が72%、86%、99%と微妙な数字になっています。何か理由があるのですか。

山田 楠田枝里子さんの著書では「カカオの割合が70%以上のチョコ」が推奨されていました。なので、「70%以上」が分かりやすい目安になると考えました。究極として目指したのはカカオ分100%のチョコです。70%以上と100%の中間として85%前後も欲しい。味のバランスも考えながら開発を進めた結果、現在の数字になりました。

「板カカオ99%」のカカオ含有率は、正確に言うと99.5%以上です。100%が目標でしたが、量産するチョコレートでは乳化剤や香料などが少し入った方がおいしいので、ほんのわずか入れました。なるべく100%に近付けるため、砂糖は使っていません。

■72%、86%、99%という3種類の中で、売れ行きに違いはありますか。

山田 予想に反して99%がいちばん売れています。続いて86%、72%という順です。

次回は「チョコレート効果」大ヒットのきっかけともなった「板カカオ99%」の製法、パッケージの工夫などを語ってもらう。

明治製菓の「チョコレート効果」は3回連載です。次回は、8月29日(火)にお届けする予定です。

小林 佳代

1967年東京都生まれ。1990年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。同年日経BP社に入社。「日経ビジネス」記者などを経て2001年に退社、フリーに。現在、「日経ビジネス」、「日経ビジネスアソシエ」、「日経エコロジー」など、主に経営・ビジネス関係の媒体で執筆中。

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