明治製菓の「チョコレート効果」(1)〜カカオの割合を高め、健康志向の消費者をつかむ
(聞き手:小林 佳代)
明治製菓が販売している「チョコレート効果」が好調な売れ行きを示している。カカオの割合を高め、それを「カカオ○%」と数字でアピールしたことで、健康志向の消費者の心をつかんだ。
チョコレート効果の企画はどのように立てられたのか、現在の販売状況はどうか、そしてブームを迎えている高カカオチョコ市場全体は今後、どう動くのか。山田直史・明治製菓菓子商品企画部課長に聞いた。
2005年秋から高カカオチョコに本腰

チョコレート効果 板カカオ99%
■カカオ成分の含有率を高めた「チョコレート効果」シリーズが話題となっています。今年春には、「チョコレート効果 板カカオ99%」という非常に含有率の高い商品もラインナップに加わりました。「チョコレート効果」シリーズの企画の狙いは何ですか。
山田 「チョコレート効果」シリーズの最初の製品の発売は、1998年にさかのぼります。
1995年に、みのもんたさんが司会する情報番組をきっかけに、「ココアブーム」が到来しました。ココアに多く含まれている「カカオ・ポリフェノール」という成分が、健康志向の高い消費者の注目を集めたからです。

山田 直史・菓子商品企画部課長
このブームに対応する形で明治製菓が発売したのが「チョコレート効果」です。高カカオ、高ポリフェノールを特徴とした商品でした。発売当初の売れ行きはそこそこ。以後、売り上げが低迷した時期もありますが、やめることなく継続して販売してきました。
「高カカオチョコ」に、改めて本格的に取り組み始めたのは2005年10月。「チョコレート効果 カカオ72%」と、それにカシスを加えた「チョコレート効果+カシス」を発売しました。
続いて今年3月、カカオの割合をさらに高めた「チョコレート効果 カカオ86%」を、ボックスタイプとボトルタイプで発売。さらに4月には、板チョコタイプの「チョコレート効果 板カカオ99%」「同86%」「同72%」を商品化しシリーズを拡充しました。

チョコレート効果 板カカオ 3製品
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