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森ビルの表参道ヒルズ(3)〜表参道にある表参道人のための施設に

2006年3月6日

(聞き手:小林 佳代)

■荒川さんご自身も表参道という街に対する思い入れが強いように見受けられます。これまで、何か接点があったのですか。

荒川 伯父が近くの霞ヶ丘団地に住んでいたので、小学生のころから泊まりに来て、表参道や原宿界隈をよく散策していました。神宮球場で野球観戦したり、国立競技場でサッカー観戦したりもしました。確かに、非常になじみ深い街です。

荒川 信雄氏 森ビル 表参道ヒルズ運営室館長

学生時代には原宿のパスタ屋さんでアルバイトをしていたこともあります。当時はアイビーブームだったので、VAN、アイビーズリーグなどの店をぶらぶらとのぞいていました。当時から、発信性の高い街だと感じていました。

森ビルに入社したのも、表参道に興味があったからです。ここの街づくりに加われたら、という気持ちがありました。

■森ビルとしても、荒川さんのそういう思い入れを知った上で、表参道ヒルズ館長に選んだのでしょうか。

荒川 いえいえ、それは私個人の思いで、会社は知らなかったと思いますよ。

表参道ヒルズ館長のお話をいただいた時は本当に光栄に思いました。たぶん、年齢面で、ターゲットとする顧客層に近いことが理由だったのではないでしょうか。

それから、私は入社後しばらくラフォーレ原宿で働いていましたので、個性あふれるこの街のことをよく知っている、ということで選ばれたのではないかと思います。

ラフォーレ原宿の仕事も表参道ヒルズの仕事も、非常に楽しく、やりがいがあります。いろんな人と出会い、出店やイベント開催という形で、その方たちのチャンスをつかまえてあげられるのは幸せなことです。

ラフォーレ原宿では「これは必ず売れる」と見込んで誘致した小さな店が、どんと化けて大きくなっていくのを目の当たりにしました。年間売り上げわずか200〜300万円だったブランドが、10億円になったりしますからね。それを手伝える機会があることは、非常に誇りに思いますね。

next: 街のバックボーンとなる「和」の表現にこだわり…

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