このページの本文へ
ここから本文です

トヨタ自動車の最高級車「レクサス」(3)〜心地良い接客・サービスを徹底

2005年9月7日

(聞き手:小林 佳代=フリーライター)

レクサス高輪の看板

トヨタ自動車がレクサスを日本に逆上陸させると決定したのは2003年2月のこと。その後、公募で専用店舗を決定した。

各専用店舗の店長であるゼネラルマネージャーは、レクサス専用の研修施設「富士レクサスカレッジ」などで研修を受け、レクサスの理念を吸収すると同時に、店舗スタッフの教育、新しいサービス体制の構築などに取り組んできた。

ゼネラルマネージャーはレクサス店のオープンをどのように進めてきたのか。従来のトヨタ店とどう差異化しようとしているのか。トヨタが旗艦店と位置付ける「レクサス高輪」の都築健司ゼネラルマネージャーに話を聞いた。

小笠原流礼法取り入れた接客マナー

■8月30日、全国のレクサス143店舗が一斉に開業しました。レクサスは「最高のおもてなし」を提供するとうたっています。それを実現するために、販売店はどのように準備を進めてきましたか。

都築 レクサス高輪のスタッフが決まったのは今年4月。それ以来、スタッフは様々な研修を受けてきました。

レクサスカレッジでは、まず、お客さまに気持ち過ごしていただくための接客マナーを徹底して学びました。室町時代から伝わる日本の伝統的礼法の一つである「小笠原流礼法」を取り入れながら、レクサス流に作り上げた接客マナーです。立ち振る舞いからモノの受け渡しの方法、礼の仕方、話し方など、細かいところにも気を配って、お客さまを心から「おもてなし」できるようにしました。

「レクサス高輪」の都築健司ゼネラルマネージャー

例えば、礼をするとき、一般的には手を体の横に真っすぐ下ろしますね。でも、このような礼だと、お客さまを緊張させてしまいます。そこでレクサス流の礼法では、手を少し前に出すようにしました。

実に小さなことですが、こうした接客マナーを一つひとつ積み上げ、徹底することで、お客さまが心地良く過ごせるようにしたいと考えています。

研修で学んで終わりではなく、その後も店で日々、スタッフ全員がロールプレイングを繰り返しました。他のスタッフをお客さま役にして、接客の練習をしたのです。こうして体に覚えさせることで、型にはまり過ぎることなく、自然に最高の接客ができるようにしました。

ロールプレイング研修の風景

next: 写真、花束、音楽…

(全 3 ページ中 1 ページ目を表示)

あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください

記事検索 オプション

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る