「検索語を収集」などGoogle Chromeの問題点、指摘始まる
グーグルがブラウザーを発表するとは、シリコンバレーでも青天の霹靂だった。
9月1日になってメディア関係者のところに、その新しいブラウザー「Google Chrome(以下、Chrome)」を解説した漫画本がメールされ、翌日に記者会見が行われるというあわただしさ。ステルス(姿を見せない)モードの開発が本当にステルスのまま発表までこぎつけることは、なかなかないものだ。
各メディアは、こぞってChromeのレビューや問題点を指摘した記事を掲載している。ウィキペディアにも、すでに項目ができている。グーグル自身の解説ページと共に、全容をつかむのに参考になるだろう。
ブラウザーの出来うんぬん以前に取りざたされているのは、グーグルとマイクロソフトの正面対決が刻々と激化しているということ。Internet Explorerでブラウザー市場の75%を占有するマイクロソフトを、グーグルがChromeによってライバルとして名指しし、いやはやグーグルが本格的にマイクロソフト市場をグーグル製品で置き換えようとしていることがはっきりしたのである。
これまでグーグルが競合製品として発表してきたのは、ドキュメント作成、表計算、メールといったアプリケーション、それもオンラインのものだったが、各人のコンピュータにインストールされるブラウザーとなるとちょっと話は違う。
それに、グーグルのChromeの位置づけは、「コンピューターで使うアプリケーションのひとつがブラウザー」なのではなくて、「ブラウザーから、いろいろなアプリケーションへアクセスする」というもの。Chromeは、言ってみればデスクトップそのものなのだ。
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