4. データベースのように話すな!
PR担当者は、様々なメディアや記者のデータベースを持っていることが多く、そこに簡単なプロファイルが書かれているため、同じようなデータベースをブロガーに当てはめるケースが多い。だが、Dash氏は、そのプロファイルはほとんどが間違っているケースがほとんどで、それがブロガーに対する初めの間抜けなメールなってしまうと言っている。ブログの内容をまず見てから、ということだ。
5. リンクからはじめよ
ブロガーはリンク先を読むもの。ぐたぐたとメールで書くより、情報へのリンクの方がはるかに効果がある。
6. わざとブロガーを敵に回すな
これは、WordやPDFなどの添付ファイルをやたらと付けるなということや、知らないのにへんな冗談を使ったり、リンクを送らなかったり、というような話である。ウィルスの問題もあり、ブロガーに限らず、見知らぬ人からの添付ファイルなどを受け取ることに過敏になっているユーザーも多い。きちんとした距離感や対応をブロガーが求めているということだ。
前回も話したように、金銭的なインセンティブなどがないブロガーに対して語りかけるには、誠意を持った個別の対応が必要である。また、オンラインやブログ界でのエチケットというものも理解している必要がある。ただ、いたずらに怖がる必要はなく、ほとんどのブロガーにとっても、PR担当者から連絡があることがまんざらでもなく、ブロガーの興味とPR担当者の対応次第で、好意的なポストになる可能性も高いということなのである。
消費者の声が「CGM」(Consumer Generated Media)というメディアになり、それらがネットワーク化し、その中からマスメディアにさえも影響を及ぼすものが生まれてきている。こういった状況の中では、PR担当者が政党・候補者のメッセージをそのままコントロールすることが不可能になっている。個別対応という一見効率の悪い作業が実は最も影響を与えられる方法のようだ。
【関連情報】
■Anil Dash Blog “Don’t Be a Bad Pitcher!”
あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください
この連載のバックナンバー バックナンバー一覧へ 画面先頭に戻る
- ビデオの時代(3)~YouTubeの上手な使い方 予告編を流さずに映画を宣伝 (2006/09/28)
- ビデオの時代(2)~YouTube一人勝ち阻止へ 競合サイトが続々参戦 (2006/09/13)
- ビデオの時代(1)〜2006年はビデオの年 新たな金脈に参入相次ぐ (2006/09/01)
- ad:tech、終了 (2006/05/01)
- ad:tech速報(7) (2006/05/01)

