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ソーシャルネットワーク大統領選挙戦(11)

2005年9月7日

続・ブログ911総選挙

前回に続き今回も、選挙戦でのブロガーとの対応について、欧米での著名人によるアドバイスを見てみたい。「ソーシャルネットワーク大統領選挙」というよりは「ブログ911総選挙」とタイトルを変えたほうがいいかも知れないが、まあお付き合いいただきたい。

今回は、ブログソフトウエア会社Six Apartの副社長であるAnil Dash氏のPR担当者に対するアドバイスのブログポスト。Anil Dash氏は、1999年という早い段階からブログを始め、ブログ界の動きを何年も見てきたというベテラン。影響力のあるブロガーの一人として知られている。

そのインフルエンサーとも言える彼は、製品について書いてほしいと数々の企業のPR担当者やPR会社から依頼される。しかし、その対応のまずさに驚き、分かっていないPR担当者向けに「ブロガーへのこんな対応はやめてほしい」と、「Don’t Be a Bad Pitcher!」(Pitcherとはここでは野球のピッチャーではなく、Pitch=売り込み、説得をする人のこと)と題して書いているのでそれを見てみよう。

1. 名前を間違えるな
Anil Dashというユニークな名前なので起こることかも知れないが、ブログに名前が書いてあるので間違えるな、というごく基本的な内容。日本の場合は、ブログの多くが匿名やハンドル名であるので、そのまま当てはまるかどうかは別だが、いずれにせよ、そのブロガーに敬意を払うためには考えておかなければならないこと。また、これは名前を知るという問題だけではなく、そのブログにある程度、目を通すことで、そのブロガーの人となりなどを知っておいて個別の対応をするための下地とすべき部分だろう。

2. その候補者(商品)を、そのブロガーが多少でも気に入りそうだということを確認せよ
ここでは商品のフリーサンプルなどの話をしているが、候補者で言えば政策の話になるだろう。ブロガーの立場によっては、候補者と全く相容れないということもありうる。そのようなブロガーに連絡をとってもかえって煙たがられるか、悪い意見を書かれる可能性もある。したがって、ブロガーの立場を考えることが必要になる。

3. Webバカになるな
ここでいうWebバカとは、どのようなリンクをブロガーに送っているかによるもの。会社のサイトではなく第三者のリンクを送っているPR担当者もいるが、ブロガーは会社や製品のサイトを見て評価をしている。候補者でも同じ。取材された記事を送ることは必要であろうが、それと同時に政党のサイトや議員のサイトのリンクを送ることが必要ということだろう。

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