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欧米での企業ブログのケーススタディ(11)

2005年5月9日

先日、日経BPのサイトで『「インターネットで起業の夢が現実的になった」とする米国人は75%』(記事へ)という記事を読んだ。日本でも、週末起業なる言葉が流行り、起業が別に特別なことではないような雰囲気が出てきたり、リスクをあまりとらずに起業できるような環境が生まれているということが感じられる。

一昔前と比べると、GoogleのAdSenseやアフィリエートなどによって、広告営業をかけることなくインターネットである程度の収入を簡単に得られるようになった。本屋でも、アフィリエートで稼ぐ方法などに関する本が山積みである。

このトレンドを作った主たる要因はブログにある、といっても差し支えないだろう。HTMLなどの書き方や各種のプログラミングを学ぶことなく、メールを書いたり画像をアップロードするだけの簡単さで、起業できる環境をブログが用意したからだ。

厳密には企業ブログとは言えないが、今回はKeiko Grovesというフロリダ、オーランドに住む学生によるブログについて解説したい。

彼女は、地元で売られている服のセンスが気に入らなかったことから、高校の3年の頃から自分で服をデザインし、作り始めた。いいデザインの服は高いし、オリジナルでないことが彼女にとって不満であった。彼女は、祖母から裁縫を学び、50セントで買ったTシャツを自分流にデザインしはじめる。このような方法で一点ものしかない彼女独自のTシャツができた。

2002年にセントラルフロリダ大学へ通い始めたとき、キャンパスで彼女が着ているオリジナルの服を見て購入を希望した人たちがいた。これをきっかけに、ビジネスとしてTシャツの販売がスタートした。

next: 彼女のオリジナルの服のターゲット層は…

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