ビジネスブログを企画する(5)〜してはいけない三つのこと
(宮脇 淳=ノオト)
ブログ最大の特徴は「コミュニケーション」にあるといって過言ではありません。記事に書かれた情報は、コメント、トラックバックを通じて瞬時に広まる可能性を秘めています。しかし、ビジネスブログはどうしても、「企業がつくったもの」という印象、つまりオフィシャル感が強いため、読者からの反響が少なくなりがちます。コミュニケーションに苦労しているケースが多いのではないでしょうか。
ポイント2:いかに閲覧者とコミュニケーションするか?
こういう場合、一つの有効な手段として、キャンペーンやコンテストの利用が考えられます。A社の場合なら、読者参加型のコンテンツを導入することが可能です。例えば、「コメントでアンケートに答えたり感想を書いてもらえれば、抽選でこんな商品が当たるよ」、「このレストランの試食会に参加しませんか?」といった具合です。
記事に寄せられたトラックバックをチェックし、社員自らがトラックバック先のブログにコメントしたり、記事を書いてトラックバックするのも一手です。「何か分からない」、「こういう情報を知りたい」という人に対して、FAQが書かれているURLを紹介するだけでも、閲覧者からの好感度は確実にアップするでしょう。
ビジネスブログに“ハブ”の機能を持たせることで、閲覧者との距離を縮め、潜在顧客に対してアプローチすることも、これからのビジネスブログを企画する上で、非常に重要なウエイトを締めるでしょう。
<課題・問題点>
キャンペーンやコンテストを実施したり、ビジネスブログを安定して運用するためには、運営に注力できるスタッフが必要です。社内で確保できない場合は、社外のサービス会社に委託する方法もあります。その場合、運営体制の確保から予算編成までトータルに見て、しっかりプランニングすることが重要です。そこまで望めない場合は、コミュニケーションを軸にしたビジネスブログの企画は望めないでしょう。
ポイント3:隠さない、ごまかさない、ウソをつかない
三つ目のポイントは、「してはいけない」三つのことです。それは、「ウソをつく」、「隠す」、「ごまかす」。
耐震構造偽装事件をはじめ、昨今新聞をにぎわせた企業不祥事の多くは、これら三つのことをした結果、マスコミなどから非難されました。インターネット、特にブログという非常に情報伝達速度の速いツールを使うと、企業のウソは瞬時に広まってしまいます。もし、ブログに掲載した記事に何か間違いがあって、それを閲覧者から指摘された場合は、素直に誤りを認めすみやかに修正しましょう。
next: 寄せられたトラックバックやコメントは残す…
あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください
この連載のバックナンバー バックナンバー一覧へ 画面先頭に戻る
- ブログでコミュニケーションを育てる〜社内の情報共有に生かす(5) (2006/09/12)
- ブログが、日々の記録をビジネスのノウハウに変える〜社内の情報共有に生かす(4) (2006/09/05)
- 「報」「連」「相」をブログで実現〜社内の情報共有に生かす(3) (2006/08/22)
- ビジネスブログの効果を体感・共有する (2006/08/01)
- 講師と生徒の「対話」にブログ〜社内の情報共有に生かす(2) (2006/06/06)

