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政治を変えなければ日本は良くならない

2008年8月8日

(原口 一博=衆議院議員)

天が割れたような大雨
〜幸之助氏死去

お別れの日。天には黒い雲が覆い、まるで天そのものが壊れたような雨が大地をたたきつけました。

時、まさにリクルート汚職事件で内閣が窮地に立たされ、政治も社会もさらに閉塞感を強めていました。号泣するような雨が降り注ぎました。悪しきもの、けがれたものを洗い流すかのような雨にも見えました。

競争がないところにおごりが生まれ、腐敗が蔓延する。延々と続いてきた一党独裁体制もあちらこちらにほころびが現れて、政治は機能不全に陥ってしまいました。世界の変化に対応する先見性を持つ政治どころか、まるで地方議会の延長のような議論が国会で行われていました。

もう一つの政党を作り政治をよみがえらせるという私たちの夢は、形さえできない状況でした。木っ端みじんに砕かれたような無力感の中で師を送りました。私たちは、松下幸之助さんが存命のうちに成果を上げることができませんでした。

君らは白紙だからええんや

やはり時間がかかる。涙をぶちまけたような激しい雨の中で慟哭(どうこく)しました。「白紙からでは、やはり時間がかかりすぎる。冷戦後の急速な変化にも対応できず、これでは沈没する」。師を失った悲しみと焦りで目の前が真っ暗になりました。

「現在は乱の時代です。塾長! どうして現役の政治家を集めて改革を行おうとしないのですか? 何ゆえ、私たちのような野のものとも山のものともわからない若者を集めて、日本を変えようとおっしゃるのですか。危機の時代です。これでは間に合わないではないでしょうか?」

かつて、私は率直に質問をぶつけたことがありました。

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