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なぜ政治家を目指したのか

2008年5月19日

(松沢 成文=神奈川県知事)

生い立ち〜清新な政治との出会い

私は、川崎市多摩区の長沢という所で、1958年に生まれました。農家の次男坊です。私が小学校に上がるころまでは、宅地開発も進んでおらず、親父や祖父と一緒に肥溜めから人糞を汲んで、畑にまいて農作物を育てていました。

そのころ、牛を20〜30頭飼っていて、雪印に牛乳を卸していました。月に1回、横浜に祖父と代金をもらいに行き、県庁近くのマリンタワーや山下公園で遊んだ思い出が残っています。こうして県庁で働くようになるとは、当時は夢にも思いませんでした。

ただ、私自身、政治には若いころから非常に興味がありました。実家は古い農家でしたから、地元選出の国会議員や地方議員の皆さんとお付き合いがありました。そんな中で、当時、田川誠一代議士の活動を親父も祖父も熱心に応援していました。

大学は法学部政治学科に進み、新自由クラブの学生ボランティアをずいぶんやらせていただきました。保守政治の中にも新しい動きができてきたんだな、そういう思いがあったのを覚えています。つまり、クリーンな政治の実現を目指し政治改革を進める政治家に触れたことは、私の政治への志の基本になっているのです。

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