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第12回 PPC広告の費用対効果を考える

2005年3月15日

(山田 雅彦=有限会社サーブ代表)

これまで2回に渡って解説してきたPPC(Pay Per Click)広告ですが、コストの発生する広告である以上、その費用対効果を意識するのは当然です。この点PPC広告は、第10回でお話したように、費用対効果を測定するためのデータが他の広告より取得しやすいという特徴があります。そこで今回はその「計算の仕方」、そして「見方」について解説していきます。

意外に難しい「費用対効果」の算出

PPC広告の費用対効果は、そのサイトが、第2回で解説した3つの動機のうち「(A)今すぐ欲しい何かがある」人だけが対象で、かつ、集客をPPC広告だけに頼っているのであれば、単純に、

総利益÷総広告費(広告出稿に関する諸費用も含む。以下同様)
で計算できます。

でも、実際にサイトを訪れるのは、どちらかといえば「(B)情報収集」中の人や「(C)その他」の人。集客方法もPPC広告だけということはないため、これは現実的ではありません。

また、NTTデータキュビットの「ショップギア」のように、PPC広告経由の購入とそれ以外の購入を区別できる「買い物かご」であれば、

PPC広告経由で得られた利益÷PPC広告費
で計算することができます。

しかし、もし今使っている「買い物」にそういった機能が無ければそれはできませんし、そもそも、ネットショップを除けば、インターネット上だけで商取引が完結することもまれです。正しい費用対効果を求めるのは、意外に難しいのです。

next:何をもって「効果があった」とみなすか

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