押し寄せる海外ブランド
海外ブランド・ケーキの東京上陸もとどまるところを知らない。海外系もアピール効果の高い、季節限定のクリスマスケーキに注力するのは当然のことだ。
海外ブランドの本家は、(8)レストラン系から、(9)パティシエ系、(10)ショコラティエ(チョコレート職人)系まで、パリが圧倒的に多い。パリ発で2005年に新登場したのは、有名シェフのアラン・デュカス氏がプロデュースするビストロ「ブノワ」で、東京・青山に9月オープンした。同店はケーキの外販にも力を入れており、クリスマスケーキが間もなく東京でデビューする。
パリ発の変わったところでは、パティスリー・サダハル・アオキ・パリ。パリ在住のパティシエ、青木定治氏が生み出す独創的な味は日仏で高い評価を得ている。クリスマスケーキは直営店だけではなく、百貨店ルートでも販売する。
またパリ発のジャン・ポール・エヴァンやベルギー発のピエール・マルコリーニなどショコラティエ系のクリスマスケーキも年を追うごとに人気を高めている。

クリスマスケーキは消費者へのアピール度が非常に高い
(写真は東京會舘の「苺のクリスマスケーキ」)
底力を発揮する国内老舗店
以上のように、国内有名パティシエ系や海外ブランド系が続々とクリスマス商戦に参入する中、国内の老舗店も底力の発揮に努めている。その代表格が1971年からクリスマスケーキを販売している東京會舘だ。2004年は約5000個を売り上げた実績を持つ。東京會舘の基礎を築いた料理長、田中徳三郎のレシピをヒントにつくられた歴史あるクリスマスケーキ『ブッシュ・ド・ノエル』をはじめ、いずれも海外ブランドに負けない商品を揃えている。販売面では当社の強みである法人営業や通販も行っている」(瓦寛章・取締役)。
世界有数のクリスマスケーキ激戦区・東京で、2005年商戦の結果がどう出るのか、注目したい。
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