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Xマスケーキ激戦区・東京

2005年11月18日

(永井 弘=編集委員室編集委員)

クリスマスケーキ商戦が熱を帯びる季節を迎えた。中でも東京は世界一多種多様なケーキが手に入る、消費者にとってはうれしい街だ。一方、供給者側にとっては、競合相手がひしめく激戦区と言える。

定着したパティシエブーム

表を参照してもらいたい。東京で入手できるケーキを対象として、供給者を分類したものだ。(1)国内レストラン系から、(12)海外ホテル系まで、カテゴリーは12ある。特に動きが注目されるのは、(3)国内有名パティシエ(菓子職人)系と(8)〜(12)の海外ブランド系だ。

※東京で入手可能なものが対象。調査時期は05年11月上旬

すっかり定着した観のあるパティシエブーム。ケーキ流通の核となっている大手百貨店は、有名パティシエのクリスマスケーキを揃えることで“デパ地下”の競争力を高めることを狙う。たとえば、高島屋新宿店がトシ・ヨロイズカ、ル パティシエ タカギなど、伊勢丹新宿店がアテスウェイ、パティスリー パリセヴェイユなど、日本橋三越本店がパティスリー・クィーン・アリス……といった具合だ。一方、パティシエにとって季節限定のクリスマスケーキは、消費者に自分の実力をアピールする絶好の機会となる。それだけに、パティシエたちの力の入れようは半端ではない。

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