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月額使用料が1000円を切った会計ASPが登場

2005年7月5日

月額使用料金が1000円を切ったASP版の会計ソフトが登場した。インターネットを使ってアプリケーション・ソフトを時間貸しするアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)はブロードバンドの普及に伴って、この1〜2年前から利用者が急速に拡大しつつある。低料金に加えて、わずらわしいサーバーなどの運用管理が要らないことが利用者から評価されてきたからだ。

会計ASP事業に乗り出したのは、日本ビズアップ(東京都港区、吉岡和守社長)だ。複数の税理士らが出資して2001年に設立した同社は、会計事務所を対象に顧客となる中小企業向け経営/財務情報を提供している。ユニークなのは経営情報の提供形態だ。ホームページに経営者からの経営や財務に関する様々な質問に答えるQ&Aコーナー、経営セミナーを映像とスライドを組み合わせて配信する仕組みなど、経営に関する様々なコンテンツを用意している。

日本ビズアップはこれらコンテンツを掲載したホームページをいわば会計事務所にOEM(相手先ブランドによる生産)提供する。各会計事務所の顧客企業からは、顧問先の会計事務所が作成したサービスのように見える。この使用料金は5年間で150万円(利用ID数が100の場合)。この経営情報サービス拡充の一環として、月額980円(100本購入した場合の1本当たりの料金)という低料金の会計ASPを始めたのだ。

税理士法人の日本会計グループ代表社員も努める日本ビズアップの吉岡氏は、月額980円に設定した理由を次のように説明する。「これまで提供されていた会計ASPは月額3000円前後のものが多かった。一般的に会計事務所は顧客の中小企業から月額3万〜5万円の(経営や財務に関する)顧問料をもらっているが、このなかでコンピュータなどの事務処理コストは1社当たり最低1000円、多いところで5000円かかっている。となると3000円では魅力に感じてもらえない。1000円以下にしないと採用してもらえないと考えた」。

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