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2010年の国内サーバー出荷は約66万台と予測〜年率約1.4%成長、小型ブレードの成長に期待

金融機関にサブプライム問題、大手製造業に原材料費高騰と、IT業界の主要顧客に業績悪化の逆風が吹き付けている。しかし2008年の前半は、例年になくサーバーの新製品発表が相次いだ。100V電源での稼働などを売り物とする小規模のブレード・サーバー、仮想化ソフトを導入済みで出荷するIA(x86系、64ビット機を含む)サーバーをはじめとして、RISCプロセッサーやインテルItaniumを搭載するUNIXサーバー、メインフレームでも、大手メーカーから新製品が登場した。「期間限定で30%〜50%引き」など大胆な値下げや値引きの広告が目立ったのも、これまでの日本のサーバー市場ではあまり見られなかった、2008年の前半の新傾向である。

短期的・局所的に見ると拡大・縮小のどちらに動いてもおかしくない国内サーバー市場(IAサーバー、UNIXサーバー、独自OSサーバー、メインフレーム)だが、『日経マーケット・アクセス』では独自の予測に基づき、国内サーバー出荷を2008年は約64.4万台(うちIAサーバーが約58.6万台)、年率約1.4%成長で2010年に65.9万台(同60.6万台)に達すると予測した(図1)。金額ベースはメインフレームやUNIXサーバー・クラスの減少がIAサーバーの拡大を上回り、同期間に年率1.3%減で推移。2008年に約8400億円、2010年には約8260億円規模と予測した。

図1 国内のサーバー出荷台数・金額の推移(2005年〜2007年実績推定、2008年〜2010年予測)

IAサーバーは年率2%成長、2008年は更新需要に不安

調査会社の報告などによると、サーバー市場の主力であるIAサーバーの出荷台数が、2007年に横ばいないし減少に転じたと見られている。各メーカーのマーケティング担当者の見解を総合すると、2006年に各社がコンビニの店舗システムなど数千台〜2万台クラスの大量導入商談を獲得したのに対して、2007年はそうした大規模商談が出なかった。

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