このページの本文へ
ここから本文です

携帯メーカー認知度/好感度 シャープが依然トップ

国内の携帯電話機市場で、端末メーカーの“ブランド”の重要性が増している。従来、「SH」「P」「N」「F」といったように、メーカー名を明記せずに宣伝するのが主体だったが、「AQUOS」ケータイのヒット以来、通信事業者も端末メーカーも端末のブランド名やメーカー名を徐々に出すようになってきた。さらに、国内ではまだ発売されていないが、米国でアップルの「iPhone」が話題を呼んだことも、国内端末メーカーの危機感を高め、ブランド重視の傾向に拍車をかけている。

こうした中で、『日経マーケット・アクセス』が、2008年1月に国内市場向けに携帯電話機/PHS端末を製造するメーカー20社の認知と好感度などをアンケート調査したところ、認知度と好感度の両方が最も高かったのはシャープだった()。シャープは約半年前の調査より好感度がやや低下したものの、依然、他のメーカーを圧して高い得点を獲得した。

図 携帯電話機/PHS端末メーカーの「認知度INDEX」と「好感度INDEX」(2007年7月調査、2008年1月調査)

「VIERA」ケータイの効果か

シャープに次いで高い好感度を獲得したのがパナソニック モバイルコミュニケーションズである。同社は上位企業の中では唯一、半年前より認知度/好感度が両方とも上昇した。

このことは同時に調査した5項目からなる企業イメージの回答率から裏付けられそうだ。企業そのものに関するイメージ、製品寄りの企業イメージなどで良いイメージに当てはまるかどうか、複数回答で尋ねた結果、パナソニックモバイルは5項目すべてで前回より高い回答率を集めた。

特に、「特徴ある製品の開発力に優れている」の回答率が半年間で4.7ポイント上昇、「先進的で将来性がある」も同3.2ポイント増と他の上位メーカーよりも伸びが大きい。2007年末にNTTドコモ向けに供給を開始した「FOMA P905i」を中心に、ワンセグ放送視聴機能を持つ端末で、松下電器産業の薄型テレビ・ブランド「VIERA」の名称を使って、大がかりな宣伝を繰り広げた。こうした浸透策が功を奏したと見られる。

日経マーケット・アクセス

あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください

記事検索 オプション

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る